2012年 6月 4日   2012年 6月13日   2012年 9月26日 

2012年 6月13日

先日6月6日に採血した血液検査の結果を聞きに、いつものA病院へ。

会うなり先生は、「うん、良くなっているよ」と。

TRAbこと、TSHレセプター抗体の数値も落ち着き、いわゆる「正常値」の範囲に収まりました。

つまり「もうメルカゾールを服用しなくても良い」と言うこと。

これは・・・治ったという事なのでは??

とてもとても喜ばしい話なのですが、事はそう簡単ではありません。

バセドウ病という病気は、どうして「TSHレセプター抗体が発生するのか?」、ということも、明確にはなっていないそうで。

つまり「これで完治」という判断もまた、難しいのだそうです。

しかしある程度「普通に戻った」のは間違いない。

次の課題は「薬のやめどき」。

いちおうワタシ、バセドウ病患者としては、若者の部類だと思われます。

それだけに、次の心配は「再発」なのです。

血液検査の数値が落ち着いたからといって、メルカゾールの服用をピタっとやめてしまう人とほど、再発するリスクが高いそうで。

数値が落ち着いても、さらに長い期間飲み続けて、少しずつ量を減らしていく。

いきなり止めるのではなく、そういう「軟着陸」をさせた方が、再発のリスクは少ないのだそうです。

ワタシが飲んでいる薬は「メルカゾール」

一度服用したら血中濃度としてどのくらい保てるのか?

実は服用後32時間程度しかもたないのだそうです。

ですから完全にやめる前に、まずは「薬を減らす」

2日に1錠は服用することが望ましい、と。

「毎日1錠飲んでいるんだよね。たったら、2日に1錠にしようか?」と、先生。

イエ、ワタシは今、毎日2錠なんですが・・・そういう指示だったでしょう?

「ああ、そうだね。じゃ、毎日1錠にするか。血中濃度がまるまる1日、24時間は持つから、2日に2錠でも差し支えないけど」と。

先生、2日に2錠飲むのって、昨日飲んだか飲まなかったのか忘れてしまいそうなので、毎朝1錠飲むっていうルールの方がありがたいんですが・・・と、ワタシ。

「もちろんそれで良いよ。じゃ、そうしよう」と。

なんだか「大体あっていれば良し」みたいな所はありますが、先生がちゃんと計算して了承してくれたんですから、それで行きましょう。

とりあえず。

今日からは毎日1錠ずつの服用。

2錠が1錠になっただけなのですが、気分的には劇的に改善をしたような気がするのが、不思議なところです。

なんたって半分になったわけですから。

次回はまた、3か月後。

9月中旬の適当な日に採血したいと思います。

結局「飲んどきゃいいや」ということでメルカゾールを飲み過ぎてしまうと、今度は数値が下がりすぎるという場合もあるようなので、注意しなければなりません。

「数値を下げるメルカゾールを服用」しつつ、「でも一部の数値は上げる薬」を併用している人もいるのだそう。

なんだか「ダイエットできる薬を飲んでおなかいっぱい食べる人」みたいな印象ですが、それはそれで仕方がないみたいです。

帰り際に先生が、

「ここまでの経過をずっと見てきたけど・・・全体的に改善するスピードは、早いほうだと思うよ」と。

おお、そうですか。それはありがたい。

何せ最初はひどかったですから・・・




 2012年 6月 4日   2012年 6月13日   2012年 9月26日 


バセドウ病闘病日記 もっと知りたいリンク集 バセドウ病関連の本

MENU
画像の説明

MENU
LINK
LINK
Copyright 2012-2014 "バセドウ病・闘病記" all rights reserved.