2012年10月19日
久しぶりに「バセドウ病仲間」の友人と、食事に行きました。
彼は同級生。
「昔からの友人同士が、仲良くバセドウ病になった」というのは珍しい例だと思うんですよね。
バセドウ病患者の多くは女性なのに、ワタシも彼も、男性です。
彼はワタシよりも何年か先に発病し、入院し、闘病していました。
その分、完治もワタシよりはやく、すでに「メルカゾール」も服用していません。
すでに「治った」・・・と、自分では思っているそうです。
当然再発する恐れはありますので、基本的に定期検診は受けているようですが。
しかし薬の服用がないのに問題ないというのは、事実上の「完治」なのでしょう。
ワタシも、徐々に服用しているメルカゾールの量が減っています。
今、2日に1錠を服用しています。
薬の量を減らしているからかも知れませんが、TSHの数値などが、若干上がってしまいました。
先生は「こういうのは多少上下するから、一喜一憂しなくても大丈夫」といっていましたので、そういうものなのかも知れません。
先の友人にそのことを問うと、彼は簡単にひとこと。
「ああ、そういうもんだよ」と。
あくまでも彼は、バセドウ病の「先生」ではなく、「バセドウ病患者としての先輩」です。
彼はワタシとは違う病院で治療していたのですが、彼を担当していた先生は「薬を減らす時、一時的に数値が上がることがある」と。
そう言われたそうです。
文言は違えど、うちの先生がおっしゃる「一喜一憂しなくても大丈夫」は同じ意味なのでしょう。
更に彼はこうも言いました。
「一時的に数値が上がることあっても大丈夫。それは薬が減ったからだから。しかし「減った薬の量」に体が慣れた頃、数値はまた下がるから」と。
なるほど。
人間の体っていうのは、たいしたものですね。
あくまでこの話は、ドクターが言ったものではなく、「先輩患者である友人から聞いた話」です。
もし、コレを読んでいるバセドウ病患者のあなたが「数値が上がって困っている」ようなら、安心せずにかかりつけのお医者さんにご相談下さい。
「餅は餅屋」ですから。
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