2010年 8月23日   2010年 8月27日   2010年11月27日 

2010年 8月27日

8月23日に行った血液検査の結果を聞きに、いつものA病院へ。

採血した血液の「値」は総じて良くなっているモノの、T3こと、「トリヨードサイロニン」は逆に平均値よりも低い値が出ました。

ホルモンの値ですね。

しかしT4こと、「サイロキシン」は平均よりもやや高い。

T3とT4は密接な因果関係がありますから、どちらかが上がるようであればもう一方も上がるはずです。

反対にどちらかが下がれば、もう一方も下がる・・・ハズです。

先生いわく、

「一方は高く、一方は低いから・・・間をとって、ちょうど良いくらいなんじゃないか」と。

ホントか?、なんだそれ??、と思いましたが。

この手の数値はすぐに増減するので、ちょっと上がったとか、ちょっと下がっただけで、一喜一憂しないように、との話。

それはそうかも知れませんね。

喉の下部にある甲状腺を、先生が手で触って、診察。

「のどの腫れ、小さくなってはいるけれど、なかなか消えないね」と。

うん、そうですね。

「まだ若いんだから、アイソトープとかしちゃっても良いんじゃないのかなぁ」と、先生。

アイソトープですか・・・放射線ですよね。

嫌です。何だかそういうのって、単純に嫌なので。

放射線はキライなので、薬による治療をこのまま続けて行きたい旨を話し、先生からは「勿論それで良いよ」というお墨付きをいただきました。

TSHこと、甲状腺刺激ホルモンの値は、通常の人で「10%以下」というのがラインなのだそうです。

%表記ではなく、数値で表現するする検査方法もあるようですが、ワタシがこの時点で受け取っていた結果は%表記でした。

ちなみに通常の人が10%以下で正常という中、ワタシは46%。

まだまだですが、前回は80%だったわけですから、順当に回復はしているという事です。

しかしその代わり「赤血球が人よりも大きいようだね」という指摘が。

以前の血液検査では問題なかったのですが、赤血球が肥大化しているのだそうです。

「バセドウ病、甲状腺の病気だからといって、こうなるのは・・・あまり見た事がないなぁ」と、先生。

実はワタシ、数年前にバセドウ病とは関係なく血液検査をした時にも、同じ事を言われました。

その時にはビタミンB12を1ヶ月飲んで欲しいといわれ、粛々と毎日ビタミンB12錠剤を飲み続けたところ、正常値に戻りました。

赤血球が肥大化しているということは、単純に赤血球ひとつひとつが「大きくなっている」訳ですから、血液中の赤血球の数は減る事になります。

赤血球の数が少なくなるという事は、体中に十分な酸素が行き渡らなくなってしまう、という事。

それは怖い。

「貧血気味じゃないかい?」と聞かれましたが、実感として特にそういったことはありません。

とりあえず、バセドウ病の検査でまた3か月後に血液検査を行う予定なので、その時にもう一度赤血球も検査しよう、という事にして、今は様子を見るという事になりました。

バセドウ病に関しては、このまま「メルカゾール1日3錠」を維持する事に。

本当はここでまた90日分を処方していただくのですが、飲み忘れたり、途中で服用する量が減ったりしているので、実は飲んでいないメルカゾールが60日分ほど残っています。

ですから今回は30日分だけ出していただき、あわせて90日分を消費したら、また検査に来る、という事になりました。

薬の処方って、そういうのもアリなんですね。

「まぁどうせ多少飲むのを忘れたりもするだろうから、今回はこれで」ですって。

仰るとおりです。




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