2010年 2月12日
朝からA病院へ。
甲状腺機能亢進症という、聞き慣れない名前の・・・と言うより、ワタシには読めなかった名前の病気かも知れないと言うことで、再度診察を受けに行った訳です。
今回はカミさんも一緒。
普段医者に行く時に付き添ってもらうなんて事はないのですが、さすがに今回は随行してくれることになりました。
ま、うち、子供もまだ小さいですし。
ダンナが倒れたら大変だって事でしょう。
診察室。
血液検査の結果を見ながら、先生から言われたことは、
・この数値を見ると、甲状腺機能亢進症で間違いない、ということ。
・のど元にある甲状腺が腫れたり、手が震える、と言う事。
・きちんと治療をしていけば、コレが原因で寿命が短くなるとか、生きていけないとか、そういう病気では決してない、と言う事でした。
試しに、脈拍を測ってもらったら、1分間に100回を超えました。
速すぎです。
これもよくある症例だそうです。
診察が終わって診察室を出よう立ち上がった時、X先生が、
「ちょっとまった。隣の先生の意見を聞いてみるから」と。
ワタシとカミさんは隣の診察室に呼ばれ、そちらでもう一度、「隣の先生」の診察を受ける事になりました。
隣の診察室のイスに座り、隣の先生に「よろしくお願いします」というやいなや、「あぁ、間違いないね、これ」と。
「甲状腺が見事に腫れているよね」と。
更に、
「手を出して」
というので、幽霊の「うらめしや~」のような手つきで前に出すワタシ。
するとその隣の先生。
「ほら、手が震えているでしょう」と。
???
まったく気にしていませんでしたが、言われてみれば両手が小刻みに震えている・・・ような気がします。
さらにワタシの血液検査の結果を見て驚き、「今すぐ薬を飲みなさい」と言われました。
甲状腺機能を抑える薬、“メルカゾール”を1回2錠、1日3回。
つまり1日6錠ずつ、必ず、必ず服用するように、と言われました。
そしてさらに念のため、念のため、もう一度血液検査をする事に。
ワタシの病気は「甲状腺機能亢進症」とのこと。
いわゆる「バセドウ病」で間違いないと思うが、それを「確証」するため、前回とはまた違った項目を検査したい、と。
後から聞いたのですが、この「隣の先生」は毎日ここにいらっしゃる方ではなく、月に数回、糖尿病や甲状腺など、いわゆる内分泌関連の患者さんを見に大学病院から来ている先生なのだそう。
今のワタシが診察を受けるには、ドンピシャの大正解の大当たりな方だった訳です。
もちろんX先生は内科のプロですが、やっぱり餅は餅屋。ワタシが甲状腺機能亢進症だと確証を持ったところで、専門家の意見を聞こうと思ったのでしょう。
しかしこの「隣の先生」こと、Z先生は、月に数回、しかも午前中の数時間しかいないそうです。
ワタシ。
先日たまたま採血し、普段はなかなか仕事を休めないところ、本日だけお休みを取り。
「甲状腺機能亢進症」なる病気のことが気になるので朝早く起きてしまい、午前中から診察を受けに行きました。
ちょうどその日その時間帯しかいない、大学病院で甲状腺などを専門に見ているZ先生がいて、直接見ていただいた。
うーん、偶然ですね。
こりゃきっと「アンタは倒れるにはまだはやい。もうちょっと頑張れ」っていう事なんだろうな、と信じ、素直に言われたとおりの薬を飲むことにしたのでありました。
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