2010年 2月10日
仕事中。
昼休みに携帯電話を開くと、カミさんからメールが届いていました。
「さっきX先生から電話があって“甲状腺機能亢進症”の疑いがあるので至急一度きて下さいって」と。
メールの画面を何度も見つめるワタシ。
甲状腺機能亢進症???
なんだそれ??
亢進?って・・・
これ、なんて読むんだ???
これがワタシの甲状腺機能亢進症、つまりバセドウ病との出会いでした。
メールを読んですぐにカミさんに電話。
カミさんいわく、
「多分、甲状腺機能亢進症でほとんど間違いないけど、一度来て下さいって」
甲状腺機能・・・なんとか症。
なんだか重ーい気分になりました。
昼休みが終わり、すぐに会社に戻って、
「病院から電話があり、最近やたらとヤセてきた原因がわかったかもしれません。医者がすぐに来いと言うので、明日の朝、医者に行ってから出社します」
と言いました。
会社からは、それなら明日は出社しなくても良いから、ゆっくり行って来い、と。
明日。突然のお休みをもらうことになりました。
「バセドウ病」という単語は、実はよく知っていたのです。
何故ならワタシの友人に、バセドウ病で入院、闘病していた人がいて、その病状については色々と聞いていたからです。
一般にバセドウ病患者といえばほとんど女性というイメージですが、その友人は男性。
同級生で、幼なじみで、今でも仲が良く、頻繁に会っている友人です。
彼はずっと、バセドウ病の闘病をしていました。
この友人との会話でしかバセドウ病について知らなかったワタシ。
この時点でワタシが知っていた知識は、以下の通りです。
・男性には少なく、女性に多い病気である。
・とにかく疲れやすくなる。
・体重が減る病気である。
・冬でも寒くない。
今思えば少し違っていたところもありましたが、そのまま書きましたが、ま、そんな程度です。
友人からバセドウ病の話は聞いていて、正直言って「自分はそんな病気になりたくないモノだ」と思っていました。表現が悪くて申し訳ないのですが、人間、病気の話を聞いてそうなりたいと思う人なんていませんので、許して下さい。
そしてワタシ自身も「バセドウ病かも知れません」と。
宣告されてしまったんですね。
|